社会人になってからの魚釣り
社会人になってからは、魚釣りはおおざっぱにいうと二つの目的でしてきたように思います。
ひとつは人付き合いです。私は転職を何度も経験してきていますが、職場で魚釣りの好きな方がいるときは、よく同行して魚釣りに行きました。磯釣りや船釣り、そしてルアー釣りなどお金の掛かる釣りはしていませんが、海で投げ釣りをしに行ったりしました。
また、親族と釣りに行くこともありました。父と鮎の友釣りに川へ出掛けたり、妻の父と海釣りに出掛けたりしています。
いずれの場合も魚釣り自体というよりも職場や親族間のコミュニケーションの一環として魚釣りをしているような感じです。ただし、現在の私自身は魚釣りにそれほどのめりこんでいる訳ではないので、“人付き合い”といった表現の方が正確な気がします。どちらかというと人に連れて行ってもらうことが多いのですが、釣りの経験はあるので仕掛け作りなどは自分でできますので同行者に面倒を掛けたり気を使わせたりすることは少ないように思います。
また、私は料理をすることが割と好きなので、釣った魚の料理要員としても役に立っているのではないかと思います。刺身をはじめ、鮎の姿フライ、ギョロッケ、南蛮漬けなど、魚釣りから帰って疲れているときでも結構マメに料理をします。どちらかというと、現在では料理をする方が楽しく感じられます。
さて、もうひとつの魚釣りの目的は自分の気晴らしです。一年に数回くらいの頻度ですが、時折思い出したように魚釣りに出掛けます。考え事や悩み事があるときなど、一人でふらっと魚釣りに行きます。行先は海や近くの池などですが、道具に凝るほどお金がないのでごくごく簡単な釣りです。
釣り糸を垂れながら水面を見つめていると、何より心が落ちつくような気がします。魚が釣れるかどうかはあまり重要ではありません。タバコを吸いながら一日水辺にいるととても気分が良いのです。
私と魚釣りの関わり合いは以上のように私の成長とともに変遷してきました。そしてこれからも私は魚釣りをやめることはないと思います。たとえ一年に一度であっても、魚釣りは私の人生においてなんらかの意味を持つ行為であるようです。